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GNP

GNPの意味、GDP・GNIとの違い、海外所得や国民経済計算での位置づけを説明します。

GNPとは、Gross National Productの略で、国民総生産と訳されます。国内外を問わず、その国の国民や企業が生み出した付加価値に注目する指標です。国内で生み出された付加価値を見るGDPとは、見ている範囲が異なります。

現在の国民経済計算や経済ニュースでは、GNPよりもGDPやGNI(国民総所得)が中心に使われます。海外子会社、対外投資、外国からの利子・配当、海外への支払いなどを含めて国民の所得を考えるときは、GNPという古い用語だけでなくGNIや国民所得の項目を確認すると理解しやすくなります。

GDPとの違い

  • GDPは、国内で生み出された付加価値を見る
  • GNPは、国民や国内企業が国内外で生み出した付加価値を見る
  • 現在の公式統計・ニュースでは、GDPやGNIという表現が中心である
  • 海外所得や対外投資の影響を読むときに考え方が役立つ

2026年の実務では、GNPという言葉を単独で使う場面は多くありません。ただし、国内市場だけでなく海外で稼ぐ力を見たいとき、GDPだけでは見えにくい所得の流れを考える入口になります。古い資料でGNPが出てきた場合は、現在のGDP、GNI、国民所得のどれに近い話なのかを確認しましょう。

 

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