現物出資

現物出資(げんぶつしゅっし)とは、企業の株式を取得する際や出資する際に現金を支払うのではなく、物品をもって出資することを指す。ただし、資本充実の原則により、現物出資を行う場合には一定の基準、審査に基づいたものでなければならない。



大会社

大会社(だいがいしゃ)とは、大きな会社のこと。日本の法令「会社法」では、株式会社であり、資本金が5億円以上、または負債総額が200億円以上の会社を指す。なお、これは最終事業年度における貸借対照表をベースに判断される。



損益計算書(プロフィット&ロスステートメント)

損益計算書(プロフィット&ロスステートメント)とは、企業の財務諸表の一つで、売上と利益を示す財務指標。プロフィット(利益)&ロス(損失)のステートメント(計算書)ということから損益計算書と呼ぶ。なお、頭文字からPLと呼ばれることもある。



貸借対照表(バランスシート)

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)とは、バランスシートとも呼ばれる財務指標の一つ。企業会計における「資金の利用方法」と「資金の出所」を示すもの。「利用している資金」と「その元となる資金」については同額であるので、バランスシートと呼ばれる。



メインバンク

メインバンク(Main Bank)とは、当該企業の主力取引銀行のこと。企業が取引する金融機関を絞り、密接な関係を築くという慣習を指す。日本企業の多くはこのメインバンク制を採用することが多かった。直接金融が脆弱だった時代にはこのメインバンク制はモニタリング機能を通じての企業経営効率化に対して高い意味を持っていた。



限界費用

限界費用(げんかいひよう)とは、一つの事業体において、生産量を1単位増加させた場合に増加する費用のことを指す。例えば、ある製品を作る工場があり、その工場が製品を1つ追加する際にかかる追加的費用が限界費用といえる。



限界利益

限界利益(げんかいりえき)とは、管理会計用語で、簡単に説明すると「売上-変動費」または「固定費+利益」が限界利益と表現することができる。仕入れ販売業の場合は、粗利(粗利益)とほぼ同義だが、製造業では期末在庫に労務費が付加されるため、意味が異なる。



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